行政訴訟判決

行政訴訟判決

  • ◆S53. 1.30 東京高裁 昭和50(行コ)39 判定取消請求控訴等事件(4)

 

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時頃、新宿区<地名略>付近で凶器準備集合罪、公務執行妨害罪の現行犯として逮捕され、控訴人はその一人であつた。控訴人の当日の行動及び逮捕の事実は、新聞、テレビ等で報道された。
(二) 控訴人は、昭和四三年八月三日ないし五日、昭和四三年度夏季行事として社会研究部の校外調査名目で東京に行つた。このとき同部指導教師として同行の生徒氏名を明らかにせず、宿舎の照会を一切生徒にまかせ、訪問先は反日共系の各大学、王子米軍野戦病院、前進社、戦旗社などであり、反戦関係の資料を多く持ち帰つた。
(三) 控訴人は下田南高在任時、通勤用ビニール製手提鞄に「安保粉砕」と書き、毎日それを持参して出勤、退出した。また、幅二センチメートル、長さ一〇センチメートル位の「交通安全」と印刷されたビニール製リボンを裏返し「教特法反対」と書き

、胸につけて勤務した。
(四) 控訴人は、昭和四四年六月八日伊東市において開催されたアスパツク反対集会およびデモ行進に参加し、ヘルメツトを被り、勤務先の沼津工高生徒二名を含む高校生を参加させた。
(五) 控訴人は、前任校(下田南高)在任当時指導した同校生徒Bに対し、
六月一日(日)には、同人を電話で呼び出し、友人三名と沼津へ行くと称して家出させ、実際には、伊東のアスパツク阻止行動のデモ行進に参加せしめ、その後静海会館での高校生の会議にも出席させ、同人ら高校生を指導し、
六月八日(日)には、前日家を出たままの同人

を伊東のアスパツク反対の集会ならびにデモ行進に参加せしめ、「反戦青年委員会沼津地区」と書かれた旗の下で同人とその友人を指導し、
六月九日朝同人宛電話をかけ、学校を遅刻、早退せしめた。
同人は、その後九月に控訴人の指導と家庭の指導との板ばさみになり、自分から中途退学をした。
(六) 控訴人は、昭和四四年八月三一日(日)県立掛川西高等学校生徒の校則違反等の指導措置に反対し掛川公園にて開かれたいわゆる掛西高不当処分撤回闘争の八・三一掛川大集会ならびにその後の掛川市内のデモ行進にヘルメツトを被り参加し、参加高校生を指導した。

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