行政訴訟判決

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  • ◆S53. 2.14 東京高裁 昭和50(行ス)13 被告変更申立却下決定に対する即時抗告申立等事件(22)

 

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こと。
三 公団は、現存する浄久寺本堂を、別紙第一図面赤斜線部分に移転するために要する費用を補償すること。
四 公団は、別紙第二図面紫色で表示した道路側端A―B地点間に、高さ二メートルの騒音遮蔽板を設置すること。
五 公団は、別紙第三図面赤色で表示した部分に、参道付替工事および中央自動車道に沿つた側道を設置すること。
公団は、同図面黄色で表示した部分に、石段を設置すること。
ただし、右各道路および石段の幅員は、いずれも四メートルとする。
和解案の理由
一 和解案一項について
(1) 土地収用法第七六条。
(2) 長野県規則第八一号(別添)。
(3) 別紙第二図面のとおり、中央自動車道より五〇メートルないしそれ以上にわたる区域の買上げ・収用例が近隣にある

こと。
(4) 昭和四九年四月一〇日建設省都市局長・道路局長通達都計発第四四号道政発第三〇号(道路環境保全のための道路用地の取得および管理に関する基準について)
二 同二ないし四項について
(1) 中央自動車道が計画どおり新設された場合、浄久寺本堂の現在位置は、右車道から五〇メートル以内に完全に接することになり、寺院としてその教義をひろめ、儀式行事を行い、信者を教化育成することが、自動車の騒音・排気などにより到底不可能になること。
(2) <地名略>の村民を壇家とする浄久寺は、村民の信仰の対象であるので、それに

ふさわしく本堂その他寺院の眺望などにつき従前の規模・形態をできるだけ保持する必要があること。
(3) 放生池、付随建物その他植木などを移転する境内地を確保する必要があること。
(4) 中央自動車道完成後には、造成および設置の工事が著しく困難になること。
三 同五項について
(1) 参道の確保。
(2) 側道新設による地域住民の便宜。
(3) 中央自動車道完成後は、参道・側道および石段の工事が困難になること。
(図面及び写真省略)
(原裁判等の表示)
○ 主文
原告の申立をいず

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