行政訴訟判決

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  • ◆S53. 2.21 東京高裁 昭和48(行ケ)170 裁決取消請求事件(18)

 

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各請求訴訟事件の委、共代理人弁護士P2とともに右事件を担当していた際、昭和三一年七月二七日被告Zとの間に裁判上の和解が成立し、被告Zは和解条項に従い第一回の支払金二〇〇、〇〇〇円、爾後毎月末七〇、〇〇〇円宛の地代をその代理人P3を介して原告に支払をすることとなつたが
(一) 昭和三二年二月九日頃、和解成立直後から昭和三二年一月までの地代四八〇、〇〇〇円を前記P2から交付を受けこれを前記P1のため業務上保管中、その頃、大阪市<地名略>の自己の法律事務所において、自己の用途に充てるため擅にこれを着服して横領し
(二) 昭和三二年二月二八日頃から昭和三三年四月末日頃までの間前後一五回にわたり、別表一覧表のとおり、前記Zからその代理人P3を介し交付を受けた毎月の地代合計一、〇五〇、〇〇〇円を前同様右P1のた

め業務上保管中、その頃、その都度自己の用途に充てるため前同所において擅にこれを着服して横領し
第五 昭和三三年六月二八日頃、債権者P4から債務者P5に対する金二、〇〇〇、〇〇〇円の債権回収策として、右P5の所有する大阪市<地名略>の一宅地二一一坪三合三勺外一筆の仮差押命令申請をなすよう委任を受け、同日保証金として現金五〇〇、〇〇〇円の交付を受け、これをP4のため業務上保管中、その頃前記被告人法律事務所において、自己の用途に充てるため擅にこれを着服して横領したものである。
別紙(二)
犯罪事実
被告人は、昭和三二

年一一月二日頃、P6より、同人所有の翡翠原石一個(時価不詳)を、千五百万円位で売却するか担保に差入れて千五百万円位借用する斡旋をして貰いたい、成功すればその半額は被告人に於て一時流用するも差し支えない旨の依頼を受けて預り保管中、早急に右価額で売却等の処分をすることが極めて困難であることを知り、当時累積する自己の旧債の弁済に迫られていたので、右原石を自己のため一時流用しようと考え、長男P7と共謀の上、同三三年二月一五日頃、大阪市<地名略>株式会社船井ミシン商会に於て、P8外一名を介し、同会社代表取締役P9に対し、同原石を、擅に、自己のた

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